科学技術の進歩のペースが遅くなっています。
21世紀にはできると考えられていた多くのことが、まだ成し遂げられていません。
日本は、世界のフロントランナーとして、強力に科学技術を推進する立場にいます。しかし、その社会的な環境整備が進んでいません。
本ホームページは、日本の科学技術政策を推進するために、理工系の連帯を呼びかけるページです。 |
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以下は、はじめていらっしゃった方は読み飛ばしてください。
科学技術に直接従事するのは、科学者、技術者、研究者です。しかし、科学技術政策を推進するには、科学者、技術者、研究者だけではなく、社会の広い層の連帯が必要となります。とりわけ、科学技術に関係の深い理工系の人々の連帯が重要です。
理工系は、理科系、理系、理工学系、理学系、工学系、技術系、理数系、医師薬系、農学系などと言い換えてもかまいません。科学者、技術者・研究者は一例です。
日本の科学技術の振興のためには、広範な理工系の連帯が必要です。細かい点で立場が異なっても、科学技術の進歩を促進し、人類の進歩に貢献する点で、一致団結することが必要です。
日本の科学、技術、発明、技能を、生み出し、育て、守り、継承する、すべての人材の連帯が必要です。たとえば、技術者、研究者、発明家、科学者、職人、専門家、弁理士、特許技術者、特許担当者、特許部ないし特許部門、知的財産部(知財部)ないし知的財産部門、特許庁の審査官、審判官、官公庁の科学技術系部門、技官、理科系出身の政治家。理科系出身の経営者、科学技術政策の担当者、理科系出身の文系就職者、学校の先生、学者、技術関係の職に就く者、技術マネジメント、技術セールス、エンジニア、プログラマ、クリエーター、デザイナー、芸術家、技巧士、医師、歯科医師、薬剤師、看護婦、放射線技師、医師薬系卒業者、農学系卒業者、農業関係者者、理工系大学院、理工系学部、理工系専門学校の卒業者、理工系資格の取得者などが、連帯する必要があります。
進歩を重視せず、社会や生活の安定を重視する人々もいます。これらの人々は常に多数派なので、これらの人々が社会を治める傾向があります。江戸時代がそうでした。300年間の平安な社会が築かれたのです。これは、1つの価値観ではあります。しかし、その結果、日本の発展は大きく遅れてしまいました。外国が開国を迫らなければ、我々は今も簡単な農具で田んぼを耕しているでしょう。数百年後の未来の人類である我々は、江戸時代の科学技術政策は支持することができません。同様に、我々は未来の人類が支持しうる科学技術政策を採る必要があるのではないでしょうか。
科学技術の振興には、理科系の地位が向上することにより、子供たちが理科系に魅力を感じ、どんどん科学者、技術者、研究者を目指すことが大事です。しかし、社会の中での理科系の待遇が悪ければ、そのような道を勧めることができるでしょうか。子供たちを騙して、理科への興味を持たせてみても、それが不遇への道ではどうしようもありません。子供だましの人材育成策よりも、最終的な地位や待遇の改善こそが、真の人材育成になるのです。
資源のない日本を救うのは、科学、技術、技能です。科学者、技術者、研究者、発明家、芸術家、クリエイター、プログラマー等が生き生きと創造的活動をするような社会を目指す必要があります。
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