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特許の重要性


研究開発が、お金になるようにする方法は、非常に少ないのです。政府の研究費は効率の問題があります。賞は少数の人にしか適用されません。最も有力なものは、特許を強く保護することです。特許を強く保護することにより、研究開発がお金を生むようになります。

企業が、今まではお金にならないとして切り捨てた研究開発、R&Dが、お金になるようになるのです。
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これは、科学者、技術者、研究者の地位や待遇を向上させます。

研究をしても、それが会社の利益に結びつかない場合、会社からは、低く見られます。そして、申し訳程度の研究開発費を与えられ、「あなたは会社に役に立っていないのだから、役に立つ研究をしなさい」と言われるようになるのです。

これでは、すぐに利益にはならないけれど、本当は重要な研究をすることが難しくなります。
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科学技術を振興させるためには、科学技術の研究開発が、莫大な富を会社にもたらすような社会が必要です。

そのためには、科学者、技術者、研究者の生産性を、特許の強い保護により高める必要があります。

科学者、技術者、研究者には、「良い発明はみんなでわかちあう方がよいから、特許はよくない」という考えをもつ人がいます。その考えこそが、科学者、技術者、研究者の地位を引き下げ、人類の進歩に大きな悪影響を与えているのです。
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